ゴムワッシャーの性質や用途について

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ボルトで機器や部品を固定する際に、その固定性や機能性を高める為にボルトとナットの間に挿入するものが、ワッシャーです。



一般的なネジ締め等では金属製のワッシャーが使用されますが、用途によってはゴムワッシャーも頻繁に利用されます。



ゴムワッシャーの用途としてはまず、固定する機器・部品の精密性が高い為に、ネジ締めによる傷跡等を避けたいケースが挙げられます。



金属製のワッシャーを使って金属のボルト・ナットを締めた場合、ワッシャーの設置面が圧力によって食い込み等を起こし、微細なレベルの変型が起きる可能性があります。

こうした事態を避けたい場合において、ゴムワッシャーを使用する事によってゴム素材の柔軟性が発揮され、圧力の分散やワッシャー自体が変型による傷防止に繋がるという訳です。

また素材としてのゴムは、材料の厳選・混合における配合比率の加減・特殊な加工技術の併用等によって、意外なまでに耐熱性や耐寒性を上げる事が出来ます。
同時に、耐油性を高める事も可能です。


そして前述した柔軟性が合わさると、高い密閉性を確保しつつ耐久性の高いネジ締めが可能となります。

これを活かし、油圧機器や産業用の油性物質が通過する配管等においても、ゴムワッシャーは優先的に利用されるものとなります。

更にゴムは絶縁性もある為に、電気機器において絶縁地帯を作る際の部品接続にも欠かせないものとなります。
このような性質から、比較的産業用途での利用が多い点がゴムワッシャーの特長となっています。